2023年10月3日の東京外国為替市場におけるドル・円の見通し
- 予想レンジ:1ドル=148円80銭~150円40銭
- 見通しの理由
- 米金融引き締めの長期化観測がドル・円を支える一方、150円ちょうど近辺では日本政府・日銀による円買い介入が意識され、円売りの勢いが収まる傾向にある。
- きょうも米長期金利をにらみつつも当局の介入を警戒し、動きの鈍い展開が予想される。
- 日中はRBBA(豪準備銀行)理事会があり、政策金利の据え置きが見込まれているが、予想外の結果となった場合はドル・円も動きが活発化する可能性がある。
用語解説
- ドル・円:アメリカ合衆国の通貨であるドルと日本の通貨である円の為替レート
- 神経質な展開:不安定な動き
- 米金融引き締めの長期化観測:アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが今後も続くという見通し
- 円買い介入:日本政府・日銀が円を買い、ドルを売って円の価値を下げる政策
- 米長期金利:アメリカの10年物国債の利回り
- RBBA(豪準備銀行)理事会:オーストラリア準備銀行の政策決定会合
以上、ご参考になれば幸いです。