下値最大値は、27000円付近

こんにちは!連休も分析をしているゼルクです。(笑

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが下落しました。
1にち当たりの下落率が、6週ぶりの大きさとなりました。
12月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数の伸びが、市場予想を下回ったことを受けた結果です。

ドル指数は、0.546%安の95.734。
下落率は、新型コロナウイルスのオミクロン変異株を巡る懸念が高まった11月26日以来の大きさとなりました。
ただ週間では、わずかに上昇。週間での上昇は3週ぶりとなります。

米労働省が、7日発表した、2021年12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が、前月比19万9000人増と、市場予想の40万人増を下回りました。
労働力不足が重しとなったことが理由です。
新型コロナウイルスの感染拡大で、経済活動が混乱する中、短期的には雇用の伸びは、緩やかな状態が続く可能性があります。

同時に、12月の失業率は、22カ月ぶりの低水準となる3.9%と、前月の4.2%から改善し、労働市場がタイトな状態になっていることが示されました。
市場予想は4.1%。

雇用統計を受け、今後数年間の米短期金利の期待を示すフェデラル・ファンド(FF)金利先物市場が織り込む、
3月会合で利上げが決定される確率は、一時、約90%となりました。
前日は80%でした。

私は、1月6日は、変化日になるでしょうと、申し上げました。
変化日の要素として、2つのものがあります。
1つは、周期的な流れからやってくる変化点。
2つ目は、ファンダ的要因で発生する変化点です。
今回の変化日は、もちろん、FRBの議事録の公表からですので、ファンダ的要因で、
変化日が発生したと言えます。
ですので、
次の流れの変化が出てくるのは、それまでの流れを変化させた要素を、市場が、織り込む必要があります。
市場が、そのファンダ要因を織り込むためには、日柄で織り込むパターンと価格で織り込むパターンの2つが存在します。
仮に、価格で、織り込んでくるのであれば、27000円付近までの調整を想定しています。
もちろん、「期間」で、織り込んで行くのであれば、そこまでの下げは達成しないでしょう。
来週からの市場の『戻り幅』に注目しましょう。

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