現在のドル/円は、114.15円付近。
黒田日銀総裁は23日、経団連の審議員会のあいさつで、「為替レートはファンダメンタルズを反映して、安定的に推移することが何より重要」と述べました。
また、「円安が物価上昇を通じて家計所得に及ぼすマイナス影響も、強まっている可能性がある。」と、する一方で、
円安方向の動きは、基本的にプラスの効果の方が大きいとの見方を示しました。
市場では、
「今年に入り、黒田総裁の発言で為替が大きく動く場面はみられない。今回も前回の日銀金融政策決定会合での発言をほぼ踏襲した格好となり、相場の反応は薄い」との声が、聞かれました。
ユーロ/ドルは1.1339ドル、ユーロ/円は129.44円近辺と、堅調に推移しています。