1. ドル・円相場に関する予測:
– 16日の欧米外為市場では、ドル・円相場は伸び悩む展開が予想されていました。
– 米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受け、目先の政策方針を見極める展開とされました。
– 中国経済の不透明感が懸念される中、欧米株価が下落する場合、リスク回避のため円買いが見込まれたと述べられています。
2. 経済指標や要因の影響:
– 前日発表された小売売上高が予想を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め政策を後押しする内容だったと述べられています。
– 一方で、NY連銀製造業景気指数が悪化し、米国10年債利回りの低下によってドルが売られる場面もあったと記述されています。
3. ユーロ・ドル相場に関する動向:
– ユーロ・ドル相場は1.0890ドル台から1.0950ドル台に上昇し、ユーロがわずかに高く推移したとされています。
– 米長期金利の低下が影響して、ユーロがやや上昇する要因とされています。
4. 主な経済指標の予定:
– 18:00にはユーロ圏の6月鉱工業生産および4-6月期GDP改定値の発表があります。
– 21:30には米国の7月住宅着工件数および住宅建設許可件数、22:15には7月鉱工業生産および設備稼働率の発表があります。
– また、7月25-26日に開催されたFOMCの議事要旨も公表される予定です。
5. 通貨別の動向:
– NZドル/ドルおよびNZドル円は、NZ準備銀行(RBNZ)の声明に基づく影響で上昇したと述べられています。
– ポンド・ドル相場は、7月英CPIコアが予想を上回ったことに反応して一時的に上昇したとされています。