週末の米国株式市場は上昇して終了しています。
消費者信頼感指数の改善を好感したことが大きな要因です。
ダウ平均は、424.38ドル高の33,761.05ドル、ナスダックは267.28ポイント高の13,047.19で取引を終了しました。
インフレ減速を期待した買いから寄り付き後上昇。
その後、8月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値も予想以上に改善したため、経済への悲観的見方が後退し、終日堅調に推移した恰好です。
長期金利の低下でハイテクも買われ、相場を後押しました。
また、議会によるインフレ抑制法案の成立期待も相場を支援し、引けにかけて上げ幅を拡大しました。
セクター別では、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇しています。
テクニカル的には、(A)のトレンドラインを超えてくれば、今回の下落波動は、一旦、終了となります。
そこから、戻りに入るのか、あるいは、新たな、下げ波動へと移っていくのか、見極める段階となります。
もちろん、(A)のトレンドラインを超えてくることができなければ、今の下げ波動は、継続です。