ドル113円後半でじり高、米長期金利の上昇で

午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(113.58~61円)に比べてドル高/円安の113.71~73円で、取引されています。
新規材料待ちで、小動きが続いていましたが、
午後3時現在は米長期金利の上昇を手掛かりにじり高となっています。

米10年債利回りは1.43%台前半。
昨日は低下基調にありましたが、足元では緩やかながら上昇方向に動いています。
各国中銀の政策イベントが一巡し、市場は材料待ちとなっており、ドルは当面113円後半を中心とした取引が続くと予想されています。

市場参加者の関心は、引き続き米国の利上げですが、金融政策絡みの新しい材料が、年内に出る可能性は低く、
ドルの年初来高値更新は、年明け以降になりそうですね。

一方、クリスマス休暇で海外の市場参加者が少なく、薄商いとなる中、
オミクロン株関連の報道や、中国の景気減速懸念など、リスクを意識させるような材料が、出た場合は、
注意が必要であると思われます。

引き続き、ドル円の113円台の前半は、買い戦略で、利益が乗ったらなら、利確していく戦略でいきます。

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