今日の為替市場ポイント
- ドル・円は、東京市場で149円63銭から149円21銭まで下落。欧米市場では149円50銭まで買われた後、149円15銭まで下落し、149円30銭で取引終了。本日29日のドル・円は主に149円台で推移か。
- 米政府機関の一部閉鎖のリスクは除去されていないため、ドル買いは抑制される可能性がある。
重要な専門用語の解説
- 米政府機関の一部閉鎖
米国連邦政府の予算が議会で承認されず、政府機関の一部が閉鎖されること。
解説
米国連邦政府の予算は、毎年9月30日までに議会で承認される必要があります。しかし、今年は民主党と共和党の間で予算案の合意が得られておらず、政府機関の一部閉鎖のリスクが懸念されています。
政府機関が一部閉鎖されると、給与の支払いや業務の継続が困難になるため、経済に悪影響を及ぼす可能性があります。
ドル買い抑制の可能性
米政府機関の一部閉鎖が起こると、米国経済の成長が鈍化すると予想されます。そのため、ドルの価値が下落する可能性があり、ドル買いが抑制される可能性があります。
なお、ドル買いとは、米ドルを買うこと。ドルの価値が上昇すると、ドル買いは有利になります。
まとめ
今日の為替市場では、ドル・円が下落しました。これは、米政府機関の一部閉鎖のリスクが除去されていないため、ドル買いが抑制されたことが原因と考えられます。
本日29日のドル・円は、主に149円台で推移する見通しです。