市況解説:ドル円

18日午後の東京外国為替市場の動き

  • ドル円は上値が重い。15時時点では147.64円と12時時点と比べて10銭程度のドル安水準。ドル円、クロス円ともに上値トライに失敗したことで持ち高調整の売りが優勢になり上値が重くなった。
  • ユーロドルは小動き。15時時点では1.0669ドルと12時時点と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準。依然として狭いレンジから抜け出せず、これまでのレンジも14Pipsに収まり小動き。
  • ユーロ円はもみ合い。15時時点では157.53円と12時時点と比べて4銭程度のユーロ安水準。懸念された中国株式市場はプラス圏で取引されていることで下値は支えられたが、他のアジア・オセアニア株が軟調な動きを見せていることで上値も抑えられている。

解説

  • ドル円
    • 上値トライに失敗したことで持ち高調整の売りが優勢になった。
    • 持ち高調整とは、投資家が保有している通貨を売却することで、利益を確定するまたは損失を抑える行為。
    • 10銭程度のドル安水準とは、147.74円から147.64円になったことを意味する。
  • ユーロドル
    • 依然として狭いレンジから抜け出せず、これまでのレンジも14Pipsに収まり小動き。
    • 14Pipsとは、1.0665ドルから1.0669ドルになったことを意味する。
    • 14Pipsは、ドル円でいうと約0.07円に相当する。
  • ユーロ円
    • 懸念された中国株式市場はプラス圏で取引されていることで下値は支えられているが、他のアジア・オセアニア株が軟調な動きを見せていることで上値も抑えられている。
    • アジア・オセアニア株が軟調な動きを見せていることで、円買い圧力が発生している。

全体的な傾向

  • ドル円は上値が重く、ユーロ円はもみ合い。
  • ドル円は持ち高調整の売りが優勢になったことで上値が重くなった。
  • ユーロ円は中国株式市場の動きによって下値は支えられているものの、他のアジア・オセアニア株の軟調な動きによって上値は抑えられている。

今後の見通し

  • ドル円は、米欧の金融政策の方向性や、米国の景気動向などが引き続き注目される。
  • ユーロ円は、欧州の経済情勢や、中国の景気動向などが引き続き注目される。
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