市況解説

  1. 米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、週末のCBSでのインタビューで、インフレ(物価上昇)の見通しは明るいと述べました。しかし、同時に、基本的なシナリオは、「経済の成長が減速しても景気後退を回避する可能性がある」と指摘しました。つまり、インフレがあっても、景気後退を避ける可能性があるという意味です。
  2. 米国の7月のダラス連銀製造業活動指数は-20.0となり、予想よりも悪化せずに3カ月連続で改善しました。ただし、これまで15カ月連続でマイナスの値だったことを意味しています。この指数は製造業の活動状況を示すもので、-20.0はまだマイナスとなっていますが、改善傾向が続いているということです。
  3. ニューヨークの外国為替市場では、ドルを買う動きが再開されました。ドル・円の為替レートは142円05銭から142円10銭で安定しています。一方、ユーロ・ドルの為替レートは1.1046ドルから1.1015ドルに戻りました。ポンド・ドルの為替レートは1.2870ドルまで上昇した後、1.2860ドルに戻っています。
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