6日のドル・円は、東京市場では、116円18銭から115円79銭まで下落しました。
欧米市場では、115円63銭まで下げた後、115円95銭まで戻しており、115円85銭で取引を終了。
本日7日のドル・円は、主に115円台後半で推移するのではないか？と、予想しています。
米国の早期利上げ観測は、後退していないため、リスク回避的な円買いが、さらに、拡大する可能性は、低いとみています。
米労働省が、7日に発表する、12月雇用統計に対する市場の関心は、非常に、高いように思われます。
参考となるであろう、12月ADP雇用統計では、市場予想を大幅に上回る雇用増（前月比+80.7 万人）が、報告されています。
12月雇用統計で、非農業部門雇用者数の市場予想は、前月比+40万人超、失業率は4.1％と予想されています。
仮に、非農業部門雇用者数が、市場予想を、大きく上回った場合、米国株式は、上昇する場面を見せる可能性があります。
ただし、その後、米国の早期利上げを見込んだ、ドル買いが強まり、ドル高・株安の相場展開となる場面が出てきそうです。
結局、最終的に行きつくところは、米国債の金利です。
今年は、１年間、この金利との駆け引きで、相場が変動します。
このことだけは、頭の中に、しっかりと、叩き込んで、トレード計画を立てましょう。
